医療活動の展開



かねがね療養院建築を計画していたヴォーリズではあったが、この建設を急がせた理由の一つのエピソードがある。それは遠藤観隆(えんどうかんりゅう)という若い仏教徒がキリスト教徒に改宗し、ヴォーリズ建築事務所で働いていたが、設計の才能を発揮し始めながらも肺結核で死亡、ヴォーリズを大いに悲しませたことである。
『日本人を越えたニホン人
―ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』より




   

新生館
『ヴォーリズ建築事務所作品集』より

 
近江サナトリアム五葉分館
(大正7年/1918)
『ヴォーリズ建築事務所作品集』より

 
   

現在のヴォーリズ記念病院 正面入口
近江療養院は現在「ヴォーリズ記念病院」と名前を変えて総合病院として健在である。

 
ヴォーリズ老健センター
医療活動に対するヴォーリズの志はますますその輪を大きくして発展しつつある。
 
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