図書館の設立



昭和15年(1940)12月、ヴォーリズは社会教育の一環として図書館を開設。名前は「近江兄弟社図書館」。場所は近江八幡市新町3丁目。近江商人として高名な「扇屋・伴庄右衛門」の屋敷を利用した。
(中略)この後、「元・八幡文庫」であった「町立八幡図書館」を併合する形で昭和50年(1975)まで私立・近江兄弟社図書館は運営されるが、一時期の株式会社近江兄弟社の経営不振の折、その図書と備品の一切が市に寄贈され、近江八幡市図書館として市に運営をゆだねられた。
『日本人を越えたニホン人
―ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』より



   

近江兄弟社図書館 内部
提供:近江八幡市立図書館

 
近江兄弟社図書館を利用する学生
提供:近江八幡市立図書館
 
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