近江八幡名誉市民として永眠

昭和32年(1957)8月、ヴォーリズは軽井沢でクモ膜下出血のため倒れ、そのまま約7年間の療養生活に入った。
昭和39年(1964)5月7日召天。ヴォーリズ83年と6ヶ月の生涯であった。
クモ膜下出血で倒れたヴォーリズは翌年、近江八幡市名誉市民第一号となった。(中略)葬儀は「近江兄弟社」と「近江八幡市」の合同市民葬であった。
『日本人を越えたニホン人
―ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』より



   

昭和26年より、失敗者の自叙伝を書き始め、昭和32年8月、軽井沢でクモ膜下出血のため倒れるまで、「湖畔の声」に連載した。おそらく自叙伝を書いていたこの6年間がヴォーリズにとって、もっとも静かで満ち足りた日々ではなかっただろうか。

 
この次の年、軽井沢でヴォーリズ倒れる
(昭和31年/1956)
 
   

近江八幡の自宅で療養するヴォーリズ。満喜子夫人とだけはかろうじて目で会話することができたという。

 
Vories Spirit Forever
ヴォーリズの精神は今も人々の中に受け継がれている。
 
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