ヴォーリズの足跡とその仲間たちが遺した事業

キリスト教伝道とその主義に基づいて様々な分野における活動を行ったヴォーリズ。各分野における事業とその活動を紹介します。











キリスト教の伝道



近江ミッション
「ミッション」には元来キリスト教布教のための伝道の意味があるが、ヴォーリズはまさにそれを近江で実践しようとした。「ヴォーリズ合名会社」や「近江セールズ株式会社」は「近江ミッションの活動資金調達組織」である、との理解がされがちであるが、ヴォーリズはどの働きに就こうとも「近江ミッション」の一員はすべての働きが伝道であり、すべてのスタッフは伝道の同志であると位置づけていた。


提供:(学)近江兄弟社学園



   

ガリラヤ丸船上のヴォーリズと浦谷道三

 
ガリラヤ丸による湖国伝道
 
   

琵琶湖畔の伝道に使われたガリラヤ丸。イエス・キリストが伝道したガリラヤ湖から命名した。1914年(大正3年)、ヴォーリズはこのガリラヤ丸を積んだ船に両親と吉田悦蔵の4人と同乗し、アメリカから帰国した。

 
ガリラヤ丸船上のヴォーリズ(中央で帽子をかぶって右を向いている)左下に僧侶らしき人が写っているのが興味深い
提供:吉田ゑい
 
建築事務所の設立

参考文献・出典

  • 『日本人を越えたニホン人 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』(編集 株式会社山田プランニング びわ湖放送株式会社)
  • 『W・メレル・ヴォーリズ 近江に「神の国」を』(奥村直彦 日本キリスト教団出版局)
  • 『失敗者の自叙伝』(一柳米来留 湖声社)
  • 『近江の兄弟』(吉田悦蔵 近江兄弟社)
  • 『Vories Academy ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』(NPO法人 ヴォーリズ精神継承委員会)


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