ヴォーリズの足跡とその仲間たちが遺した事業

キリスト教伝道とその主義に基づいて様々な分野における活動を行ったヴォーリズ。各分野における事業とその活動を紹介します。

音楽を愛したヴォーリズ



ヴォーリズはピアノやオルガンの演奏に優れていただけでなく、作詞や作曲の才能も発揮した。彼の音楽の才能を開花させたのは、生まれたときから同居していた20才年上の従姉妹、カーリーであった。
ヴォーリズは近江兄弟社学園の校歌や賛美歌はもちろんのこと、同志社大学の校歌の作詞など、多くの作詞作曲を行っている。




   

ヴォーリズがハモンドオルガンと共に乗船して日本に帰ってきた「竜田丸」のデッキ風景。写真の左から5人目がヴォーリズ。ヴォーリズは2台のハモンドオルガンを日本で初めて輸入した。


 
船の中で、従姉妹であり、音楽の師であるカーリーを前にハモンドオルガンを弾くヴォーリズ。
 
二つの母国の架け橋として

参考文献・出典

  • 『日本人を越えたニホン人 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』(編集 株式会社山田プランニング びわ湖放送株式会社)
  • 『W・メレル・ヴォーリズ 近江に「神の国」を』(奥村直彦 日本キリスト教団出版局)
  • 『失敗者の自叙伝』(一柳米来留 湖声社)
  • 『近江の兄弟』(吉田悦蔵 近江兄弟社)
  • 『Vories Academy ウィリアム・メレル・ヴォーリズ』(NPO法人 ヴォーリズ精神継承委員会)


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